社会人ライフハックを3分で!

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情弱以外、宝くじを買ってはいけない。

宝くじで買うのは、夢ではなく儚い幻想

「宝くじは、買わなければ当たらない」

「宝くじは、夢を買うもの」

「宝くじが当たったら、会社を辞める」

「100万円で良いから、当たらないかな」

 

これら良く聞くセリフですが、全て宝くじを買う人が抱く幻想です。

 

ギャンブルをする場合、自分が勝てる見込みを頭に入れて参加しなければいけません。

勝てる見込みが無いのに、金を突っ込むの情弱のやることです。

 

ギャンブルをするなら、還元率を考えよ!

ギャンブルには、還元率という概念があります。

還元率とは、「平均して1回に得られる利益率」を示します。

利益が得られる期待値のようなものですね。

www.gambles-payout-ratio-ranking.com

 

これを見ると、宝くじの還元率は46%

還元率がかなり低いギャンブルであることが分かります。

 

宝くじの還元率が低い理由

還元率46%ということは、

残りの54%がどうなっているのか?を調べてみましょう。

 

少しデータが古いですが、総務省(2008年)のデータによると、

その内訳は、「経費(14%)、地方自治体への支払い(40%)」となっています。

地方自治体は、宝くじの販売によって得られた収益金を公共事業等に使う訳です。

 

そして、さらに驚きなのが、この54%の一部が天下り団体に流れていること。

簡単に言うと、中央省庁の天下り役人のお給料になっているということです。

 

・・・残りの54%のうち、本当に必要なお金なんて一体どのくらいあるのでしょう?甚だ疑問です。

 

宝くじを買うことの問題点①

公共事業や天下りの是非はさておき、

これらに反対する人は、自分が宝くじを購入することで、

知らず知らずのうちに、間接的に関与していることを知りません。

にも関わらず、「無駄な税金を使うな!」「天下り反対!」という発言をする訳です。

これって矛盾してますよね?

何より、自分が頑張って稼いだお金を、盲目的に貢ぐのってあほらしくないですか?

 

宝くじを買うことの問題点②

宝くじを買うには、「列に並ぶ」という、

何の努力も要らない、頭を使わない行為しか必要がありません。

「何の努力も無しにお金が儲かる」と言われたら、あなたも「詐欺かな?」と警戒するでしょう。そんな虫のいい話はありませんよね。

現実を見ずに、夢を買うのは、愚かとしか思えません。

 

それでも宝くじを買いたい!そんなあなたには・・・ 

それでも、宝くじを買いたいと思う方は、少し立ち止まって、

「宝くじシミュレーター」というサイトにアクセスしてください。

「いかに宝くじが当たらないか」ということを疑似体験すべきです。

kaz.in.coocan.jp

 

このサイトで、すぐに高額当選するような金運のある方は、

宝くじを購入しても良いと思いますが、

そのお金でもっと別の有意義なことをする方が賢いと思います。