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日本ハムのドラ1指名方針は、投資家が持つべき信念である。

ドラフトは野球ファンにとって思い入れが深い日

 本日、10月25日は、プロ野球のドラフト会議でした。

 大阪桐蔭高校の根尾選手・藤原選手や報徳学園高校の小園選手を初め、将来を嘱望される野球選手全104名が、プロ野球球団から指名を受けました。

 野球ファンには、この日に格別の思い入れがあります。

 贔屓の球団に、どんな選手が来るのか。その選手が、今後どんな活躍をするのか。

 今のチームに、新しく加わった選手をピースとしてどうはめ込んでいくのか?あたかも自分が監督になったかのように、こういう思いを馳せながら、来る球春を待ちわびる訳です。

 

日本ハムのドラ1指名方針

 さて、今回注目したいのは、北海道日本ハムファイターズが採用し続ける、とあるドラフト1位選手の指名方針です。

 それは、「その年で最も良い選手を指名する」というものです。

 私は今日のドラフト中継を見ながら、「あ~、これって、投資家が持つべき信念だな」と思ったのです。

 確かに、「その年で最も良い選手を指名する」という指名方針は、正直言って諸刃の剣です。なぜなら、他球団と競合することとなり、くじによる抽選の結果、別の選手を指名せざるを得ないという結果も考えられるからです。

 しかし、抽選に当たるかどうかはやってみないと分かりません。確率論で言えば、毎年同じ方針を貫き通せば、いつかは必ず抽選で当たりくじを引き当てられます。

 また、指名選手が成長して、チームの主力となるかどうかも分かりませんが、だからこそ、チームは優れたコーチを招聘する等して、選手の育成には全力を尽くすのです。

 未来のことは分からない。しかし、信念を持ち続け、全力を尽くす。

 これが、北海道日本ハムファイターズにおける、ドラフト1位選手の指名方針だと思うのです。

 

投資方針も同様

 この考えは、投資においても同様に重要だと思います。

 例えば、株式投資において、投資先である企業が成長を続けていき、株価上昇によるキャピタルゲインを享受できるかどうかは分かりません。ある日突然、株価が暴落するかもしれません。結局のところ、未来のことは「神のみぞ知る」です。

 だからこそ、ぶれない投資方針を持ち、それを続けることが大切なのです。

 給料日に株を買い増しする、ドルコスト平均法を採用する・・・どんな独自ルールでも構いません。しかし、周囲には決して流されない。長期間の投資継続は、複利による資産最大化をもたらしますから、その信念を持ち続け、全力を尽くすことが大切な訳です。

 

まとめ

 ということで、やや長文で雑駁になりましたので、両者に共通する項目を、事例と共に整理するならば、以下の通りとなるでしょう。

 1、自分の信念を持つこと (ド)指名方針/(投)投資方針

 2、その信念を持ち続けることがもたらす利益

  (ド)確率論に基づく当選可能性/(投)複利の効果

 3、最大限の努力は尽くす (ド)コーチによる指導/(投)銘柄選定

 4、それで未来がダメなら仕方が無い

  (ド)超一流になれるかは予想不可/(投)将来株価は予想不可

 

 以上のことから、日本ハムのドラフト戦略は、非常に理にかなっているな、と思った次第です。

 今回は、根尾選手を抽選で外しましたが、この方針を続けていれば、近い将来、また良い選手を引き当て、強いチームとなることでしょう。

 

余談

 なお、余談になりますが、贔屓の某球団が謎ドラフトをしたため、私はこれより不貞寝いたします・・・笑